5月21日、あさはた緑地最寄りの観山中学校の2年生約180名の職業体験を実施しました。今回は丸一日、しかも大人数だったので、午前中はセンター長の木下が学校に出向いて職業講和、午後はあさはた緑地に来てもらって様々な業務を分担してフィールドワークという形で行いました。
午前の職業講和は2時間、木下の一般企業から国際協力、主夫、フリーランスを経て公園管理というちょっと変わったキャリアについて1時間お話しし、さらに午後の作業の解説も含めて公園の仕事について1時間お話ししました。生徒にとっては近所の公園で、行ったことはある場所なので興味を持って熱心に耳を傾けてくれました。
午後のフィールドワークは人数が多いので作業系と調査系に分かれて作業してもらい、途中で交代して両方の作業を体験してもらいました。
作業系はさらにレンコン畑の除草と外来種の選択除草の2チームに分かれ、普段は足を踏み入れない湿地帯に長靴で入っての作業でその感触や足がはまることも楽しみながら作業してくれました。
調査系はいきものを探すチーム、園内の魅力を探すチーム、園内で整備が必要と思う箇所を探すチームに分かれました。それぞれ学校からタブレットを持ってきてもらって、見つけたモノや場所の写真を撮ってマップ上に登録できるツールにアップしてもらいました。いつも遊びに来る際には立ち入らない水辺や草むらに目を向けて、新しい発見がたくさんあったようでした。短い時間でしたが、日常の中にある公園がどのように管理されているかを知ったり、視点を変えて散策するといつもと違ったものが見えてくる体験をしてもらえて良かったです。みんな笑顔で楽しそうに作業してくれていた様子が印象的でした。観山中の皆さん、近いのでぜひまた遊びにきてくださいね。