2022.08.09

ふれあいの水辺

グリーンインフラ大賞 優秀賞受賞

あさはた緑地のリラックスエリア、ふれあいの水辺です。緑地内を流れる小川の上にできた木道は、遊水地特有の貴重な植物や野鳥たちと出会えます。朝のさわやかな空気の中、のんびりとお散歩するのもおすすめです。2024年1月、「ふれあいの水辺」を中心とするあさはた緑地の取り組みが、国土交通省の「第4回グリーンインフラ大賞」優秀賞に選ばれました。

ふれあいの水辺ボランティア

ふれあいの水辺は、放っておくとあっという間に草でおおわれてしまいます。人が手を入れるで、遊水地特有の多様な植物たちが生えてきます。現在は、植物生態学・保全生態学の研究をされている国立環境研究所の西廣淳先生をリーダーに迎えて整備をしています。ボランティアとして、活動に参加してくださっているのは、チーム「キツネノボタン」の皆さんです。「キツネノボタン」は、あさはた緑地の環境学習「目指せ!あさはたマスター!!」に参加している子どもたちの親御さんです。ボランティアの活躍あってこそ見ることができる、麻機遊水地の貴重な植物たちをどうぞ見にいらしてください。※ボランティアの募集については、サポーターページをご覧ください。

西廣淳(にしひろじゅん)先生

西廣先生と一緒に、整備活動をしてみませんか?様々な視点を持って、湿地について学んでみましょう!

国立環境研究所 気候変動適応センター副センター長。専門は生態系を考慮した気候変動適応や、湿地の生物多様性保全・生態系修復。千葉県東庄町出身。趣味は田んぼ作業、尺八を吹くこと、レコードを聴くこと。

国土交通省「第4回グリーンインフラ大賞」優秀賞

\みんなでつくる「自然と共生する公園」あさはた緑地/
あさはた緑地の取り組みが、国土交通省の「第4回グリーンインフラ大賞」優秀賞に選ばれました。

そもそも皆さんは”グリーンインフラ”=グリーンインフラストラクチャー(Green Infrastructure)という言葉を耳にしたことはありますか??ニュースなどで使われている”インフラ”という言葉には、少し馴染みがあるのではないでしょうか?インフラとは、経済活動や生活をする上で欠かすことができない、電気やガス、水道、道路、公共交通機関やインターネットといった、それがないと生活が成り立たないもの(=社会基盤)のことをさします。

そこにグリーン(自然)の持つ様々な機能を、課題の解決手段として取り入れて活用していこう!という取り組みや考え方のことを「グリーンインフラ」と言います。皆さんが普段何気なく遊んでいるあさはた緑地も、立派なグリーンインフラの機能を備えた場所なんです。グリーンインフラ大賞の詳しい内容はコチラ!