2025.03.25
条件付き特定外来生物に指定されたアメリカザリガニは、園内の希少な植物を切ったり、他の生きものの棲みかを荒らしたりと年々威力を増しています。このアクティビティは、楽しく釣りをしてもらいながら外来種駆除を行うという、麻機遊水地の豊かな自然を守る取り組みに繋がっています。
そもそも、なぜアメリカザリガニは「条件付き特定外来生物」に指定されてしまうことになったのでしょうか?ただえさえ繫殖力の強いアメリカザリガニ…実はすべて我々人間のせい…!?
竿の先端についているクリップに、餌(イカ)を1本吊るそう。ザリガニは、餌を直接食べるわけではなく、餌の美味しい匂いにつられてくるよ。ザリガニが餌を掴む感触がしたら、できるだけ釣り糸を揺らさないようにして、そーっと持ち上げよう。クリップの餌の匂いが少なくなったなと思ったら、もう1本の餌に付け替えてね!
ザリガニは昔「退り蟹」と呼ばれていたほど、後ろ向きに歩くのが得意な生き物です。網ですくう時には、ザリガニのしっぽのほうにまわって、一気にカサゴソと網ですくってみましょう!
まずは、ザリガニがいそうな場所を探そう。ザリガニは、流れの少ない水辺で、草やパイプといった隠れる場所があるところを好んでいるよ。竿で釣る時には、竿を揺らさずにひたすらじーっと待ってみよう。竿を上げる時にも、釣り糸を揺らさないようにそーっと引き上げてね。
水温が20度以下になるとだんだん動きが鈍くなり、10度以下になると冬眠に入るそうです。冬眠しているザリガニは泥の中で眠っています。まだ力の弱い小さいザリガニは、落ち葉などの下で眠っていることもあるそうです。冬眠といっても、全く動かないわけではなく、お腹がすいたらエサも食べるそうです。そこを狙って、タモですくうのも楽しそうですね!
ザリガニ冬眠中は、センターハウスでの釣り竿の貸出しもおやすみとなります。
ザリガニ釣りの貸出がお休みの期間でも、自前で竿を持ってきて釣るのは大歓迎です!その場合にも、ザリガニ釣りのルールは同じですので、持ち帰らないザリガニは管理事務所まで届けて下さい。ご協力をお願いいたします。