【終了】コスタリカの奇跡

映画を通じて平和について考えよう

前回上映した「ガザ-素顔の日常-」に続き、今月も「平和」について考える映画を上映します。軍事予算を社会福祉に充て、国民の幸福度を最大化するという道を選んだ「コスタリカ」のドキュメンタリー作品です。上映後には、映画に関連する活動を行っている方をゲストに招き、トークセッションを行います!

あさはたシネマとは?

映画を通じてもっと『世界の今』を知ろう!あさはた緑地では、SDGsにちなんだ映画の上映を行っています。場所は、あさはた緑地センターハウスの会議室です。全て、SDGsや社会課題を題材にした大人向けの映画(全編字幕が基本で一部日本語の作品もございます)です。上映予定については、チラシをご覧ください。※事前予約は必要ございません。各回上映の30分前を目安に窓口までお越しください。

上映日時

3/9(土)10:00~上映開始 ※上映時間は90分です。

料金

一般 1,000円・学生 500円
※事前予約不要。お支払いは、当日窓口にて現金のみ。

STORY

予告編はこちら〈予告編動画を見る〉

●作品概要『コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~

世界には軍隊なしで国の平和を保ってきた国々がある。そんな数少ない国の一つで、1948年に常備軍を解体した国がコスタリカだ。コスタリカは軍事予算をゼロにしたことで、無料の教育、無料の医療を実現し、環境のために国家予算を振り分けてきた。その結果、地球の健全性や人々の幸福度、そして健康を図る指標「地球幸福度指数(HPI)」2016の世界ランキングにおいて140ヶ国中で世界一に輝いているのがコスタリカである。またラテンアメリカで最も安全とされている国でもある。

『コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~』は、1948年から1949年にかけて行われた軍隊廃止の流れを追いながら、コスタリカが教育、医療、環境にどのように投資して行ったのかを詳しく説明する。アメリカでは公的債務、医療、そして軍事費が日増しに増大していっていることとは対照的だ。この映画は軍隊廃止を宣言したホセ・フィゲーレス・フェレールや、ノーベル平和賞を受賞したオスカル・アリアス・サンチェスなどの元大統領や、ジャーナリストや学者などが登場する。世界がモデルにすべき中米コスタリカの壮大で意欲的な国家建設プロジェクトが今明らかになる。

ゲストスピーカー

齋藤 隆(NPO法人静岡ユネスコ協会会長)
静活(株)の営業本部長を経て、2010年より静岡ユネスコ協会の活動に参加。現在同協会の会長職を務める。永年の映画に関する仕事から古今東西の映画に精通しており、ラジオ番組で映画関連のパーソナリティを担当、新聞では「銀幕の静岡」を連載した。又、静岡市の映画館や上映作品の膨大な資料を取り纏めた「映画館」を自費出版している。

深澤先生(静岡県立静岡城北高校教員)
静岡城北高校の研修情報課長、高校の総合探究の担当。静岡ユネスコ協会理事。静岡市立東豊田中学校PTA会長。