くるくる、くるくる。ヨシやジュズダマに巻き付いている蔓性の植物を見つけました。黄色いお花もなんだか渦を巻いているような…。
こちらの植物は、ヤブツルアズキです。名前の由来は、草木や竹が茂っている藪(やぶ)に自生し、ほかの植物に絡みながら伸びることからです。名前についている通り、小豆(アズキ)です。普通のアズキの半分ほどのサイズの実がなり、食べることもできるんです!よく似た植物にノアズキがありますが、豆が入っているサヤの形が大きく異なります。ヤブツルアズキは細長いサヤで無毛、ノアズキは扁平な形でどちらかといえばスナップエンドウに似ていて、さらに細かい毛が生えているのでざらついています。
小さいお花ですが、よーくのぞき込んでみると本当に不思議な形をしていて観察していて面白いですよ。どうやって、虫をおびき寄せ花粉を運んでもらっているのでしょうね。
ぜひ、野生のアズキも見に来てください(^▽^)/